けーたいからPukiWikiを閲覧できるとちょっと嬉しい人がいるかもしれません。改造方法をここに掲載します。1.3.3限定です。PHP は、マルチバイト関数に対応している必要があります。--enable-mbstring を指定して config しましょう。by nitoyon
※PukiWiki 1.4系列は、実装形態は異なりますが、標準でサポートされています。
サンプルページを添付してあります。< sample.htm
基本的に、PukiWikiの URL に i をつけた感じでアクセスできるようにしています。http://pukiwiki.sourceforge.jp/ の場合は、http://pukiwiki.sourceforge.jp/i/ でアクセス出来るようにします。
本家の PukiWiki をインストールしているフォルダにケータイ用のフォルダを作り、このフォルダに移動します。ここでは、~/public_html/pukiwiki/ にPukiWikiがインストールしてあり、ケータイ用のフォルダを i とします。
$ cd ~/public_html/pukiwiki/ $ mkdir i $ cd i/
ケータイ用ディレクトリに移動し、PukiWiki1.3.3 アーカイブに含まれるファイルのうち pukiwiki1.3.3/*.php, pukiwiki1.3.3/ja.lng のみを利用します。
$ wget http://pukiwiki.sourceforge.jp/download/pukiwiki1.3.3.tar.gz $ tar zxvf pukiwiki1.3.3.tar.gz $ mv pukiwiki1.3.3/*.php pukiwiki1.3.3/ja.lng ./ $ rm -rf pukiwiki1.3.3/
パッチをダウンロードし当てましょう。
$ patch -p0 < k-taiwiki.diff
ケータイ用ディレクトリに skin フォルダを作り、ケータイ用スキンをダウンロードします。~/public_html/wiki/i/skin/pukiwiki.skin.ja.php という感じ。
どこを改造したか。さらに改造する人のためのドキュメント。
SJISでポスト可能にする。携帯はSJISオンリーですから。
リンクのタイトルを削除。できるだけHTMLを軽くする工夫。
ディレクトリの設定。DATA_DIR などをひとつしたのディレクトリのものを使うようにすることで、PC用と同じデータになる。その他、$load_template_func=0にして編集するときに雛形を指定しないようにする。これがあるとサイズが大きくなり携帯で編集できない。その他、HTMLを表示でき、かつ軽くするための仕掛けを少々。
ここは完全に更新。$bodyをSJISにして転送するようにしている。他にも、分割機能やアクセスキーの機能を盛り込んでいる。
テキストエリア(編集用フォーム)の大きさを携帯用に調整する必要があります(pukiwiki.ini.phpを変更)。カラム数=20、行数=5あたりが適当?