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自分のPCにローカルのPukiWiki環境をおきたいとか、職場にちょっとPukiWikiサーバーを置いてみたいというときには、
XSASというツールを使うと簡単にApache+PHPの環境を作ることができる。
XSASとは、「XOOPS Stand Alone Server」の略で、
これはApache、PHP、MySQLにCMSのXOOPSを加えて、一つのパッケージにしたものである。
配布サイトに行くと何種類かあるが、一番簡単なのは「XSAS with XCP」をダウンロードすることだろう。
XCP*1が入っていない素のXSAS環境である「XSAS plain JP」も存在するが、Ver 0.4時点ではMySQLがらみで何か問題があるらしい。
「XSAS with XCP」の2007年1月末時点での最新版はVer 0.7
ちなみにライセンスについては
Webサーバーは、XSASとして公開されているものをXOOPS for Corporateプロジェクトにおいて日本語環境用に適応させたものを利用しています。
オープンソースのGPLライセンスにより配布され、誰でも無料で使用期限等の制限無く利用することが出来ます。
だそうです。
XSASをダウンロードして展開すると、フォルダがひとつ生成される。
この中のXSAS.EXEを実行するとシステム内に仮想ドライブ(Wドライブ)が作られて、そこからApacheなどが実行される*2。
レジストリなどはいじっていないし、ドライブも仮想化されているので、フォルダの位置が変化しても関係なく起動できる。
XSASを実行中しかApache+PHPの環境を使えない(つまり、PukiWikiも使えない)ので注意!!
XSAS.EXEを終了させるにはXSASでEXITをクリックすればOK。
ただ、MySQLのプロセスが1つ取り残されるので、
XSAS.EXEと同じフォルダにあるmysqlstop.batを実行して、手動で終了させる必要がある。
XSASの変種でOXTSというものもあり、こちらは起動中にDOS窓を開かないので、自分のPCにPukiWikiをいれたい場合などに便利です。
ただし、VB6ランタイムが必要。
W¥www以下がapacheの公開フォルダになるので、それ以下のディレクトリにPukiWikiの配布物を展開して突っ込めばOK。
例えば、W¥www¥pukiwiki 以下に投入した場合は、アドレスが http://localhost/pukiwiki/ となる。
あとはバージョンにあわせてPukiWikiの設定をすること。
PukiWiki以外の設定をする気がなければ、EUC-JP版を利用してください。
UTF-8版や、1.4.7より前のバージョンでUTF-8用の設定にする場合は、
(展開した場所)¥XSAS_XCP¥diskw¥usr¥local¥Apache2 にあるphp.iniを編集する必要があります。
mbstring.internal_encoding と mbstring.http_output の値を、EUC-JP からUTF-8 に変更してください。
PukiWiki以外のものをXSASの環境で利用しないのであれば*3、特に問題なく利用できるはずです。
注意してほしいのは、XSASを使って開設したWEBサーバをインターネットに向かって公開してはいけない*4ということ。
あくまでも社内の部門サーバを立ててみるとか、自宅用にとりあえずWikiを設置したい場合など、ファイアウォールの内側での使用にとどめてほしい。
もし公開して、セキュリティー上の問題や損害が発生しても、それに対する保障は一切ありません。
WARP(web application rapid package) は、XSAS というXOOPS 用のWAMP パッケージをより発展させたものだそうです。
付属ツールやフォルダ構成、起動・終了方法などが若干違う以外は、だいたい同じようなものなので、とりあえずはこのページにメモしておきます。